JWP(ジャパンウールプロジェクト)格付け検討会

2024年4月20日に北海道で開催された、2024JWPキックオフ

ミーティングに続き、各牧場で刈り取られた羊毛が

愛知県一宮の国島(株)に集結し、

JWP格付け検討会が7月7日(日)七夕の日に行われました。

今回の検討会では、26牧場から約5200kgの原毛が集まりました。

参加者はJWP関係者、協力者約20名に加え、

名古屋芸術大学から先生を含む13名、

滋賀県立大学から5名(卒業生1名含む)、

愛知県一宮商業高等学校から6名が参加、

全体で約50名での対応となりました。

格付け評価は以下の基準で行われました。

①スタイル(色、汚れ、歩留まり)

②VM(植物性夾雑物)

③スカーティング(汚れや損傷)

④繊維長(紡績に適した繊維長か)

夾雑物等はまだ多いものの、キックオフでの指導の成果もあり、

昨年より改善が見られました。

また、評価に加え、②と③のごみ取り作業も一部実施しました。

学生の皆さんも非常に積極的に協力してくれました。

今後の課題として、このジャパンウールをどのように拡販・販売

していくかが挙げられます。今回の検討会を通じて、参加者全員が

「いい製品はいい原料から生まれる」という共通の認識を持ち、

プロジェクトの発展と活性化に向けた意識が高まりました。

関係者の皆様、ご苦労様でした。

(このジャパンウールを使用してものづくりを行いたいと

興味ある方はご連絡よろしくお願い致します。)