1月6日、帝国ホテル大阪にて繊維5団体(日本紡績協会、日本化学繊維協会、日本綿花協会、日本繊維輸出組合、日本羊毛産業協会)の新年名刺交換会が開催されました。
本年は日本羊毛産業協会が幹事を務め、51社から約200名の参加者が集まりました。多くの業界関係者が一堂に会し、新たな年の始まりを祝いました。幹事団体として、日本羊毛産業協会の富田会長が開会の挨拶を行いました。
富田会長は、昨年の国際情勢や国内の経済状況、繊維業界の課題と目標について触れ、特に持続可能性(SDGs)の実践と技術革新の重要性を強調し、業界全体での協力を呼びかけました。また、「今年の干支は『巳』です。蛇は古来より皮を脱ぎ捨て新たな姿に生まれ変わることから『復活と再生』の象徴と言われます。私達も変化する経営環境に前向きに挑戦をして、復活再生をし、更には大きく発展していきたい。」と述べました。さらに、今年4月より半年間、大阪で開催される万国博覧会についても触れ、「『いのち輝く未来社会のデザイン』というテーマのもと、希望と発見に満ちた未来を共に描くことを楽しみにしています。大会の成功に微力ながら繊維業界としても協力していきたい」と語られました。