JAPAN YARN FAIR & THE BISHU へ

2025年3月に一宮市総合体育館で開催された「第22回JAPAN YARN FAIR & THE BISHU ~糸と尾州の総合展~」(主催:一宮地場産業ファッションデザインセンター)に行ってきました。

この展示会は国内の糸関連業者が一堂に会し、高付加価値の糸を提案する商談会と、尾州産地の訴求力を発信する総合展示会です。

オープニングには、ジャパン・テキスタイル・コンテスト2024のセレモニーが行われました。このコンテストは全国でも珍しい生地によるコンテストです。表彰された作品の中には環境に配慮した素材を活用した作品が多く見られました。

左から、準グランプリ、グランプリ、新人賞。

日本羊毛産業協会の会員企業からは残念ながら優秀賞のみでしたが、瀧定名古屋:桂川さんが2点、宮田毛織:黒岩さん、吉田さん、白水さんの共作、日本毛織:西山さん、ソトー:藤浪さんが受賞されました。おめでとうございます。

どの作品も力作ぞろいでした

ヤーンフェア総合展では、尾州産地を含む国内の紡績メーカーや繊維関係企業が出展し、機能性や意匠性に富んだ糸を提案していました。当協会関連でも8社の企業団体様(東亜紡織、三幸毛糸紡績、カワボウ繊維、東和毛織、豊島、滝善、宮田毛織、ケケン)が出展されていました。各企業は自社商品のPRを積極的に行い、多くの来場者と商談を行っていました。

今年のトークショーは「全国の産地を訪問して~今尾州に求められているもの~」という表題のもと、株式会社糸編の宮浦晋哉さんと、POSTELEGANTの中田優也さんが登壇されました。

台本なしのぶっつけ本番で実施され、ファッション関係の学生と尾州産地の関係者が入り交じり満席に近い状態でした。織物に対する思い、洋服デザインに対する思いを面白おかしく語られ、特に服のデザインの考え方(生地を見て服をイメージする)や、糸の高付加価値化・差別化に関する話題が中心となり、参加者にとって非常に興味深い内容となりました。

今回の展示会においても、尾州産地の素材力や技術力、創造力、そして羊毛の訴求力を感じることができました。今後のウール訴求に役立てていきたいと思います。出展企業の皆様、主催者の皆様、お疲れ様でした。