本会議は日中韓の繊維産業団体が一堂に会し、業界の現状や展望を共有しながら、国際協力の方向性を議論する場として2004年から続いているものです。
冒頭の各国代表挨拶では、繊維産業が直面する共通課題として「環境対応」と「デジタル化」が挙げられました。


質疑応答では、特に標準化や人材育成に関する意見交換が活発に行われました。
セッションⅡでは、産業用繊維の新たな用途開拓や、サステナビリティをめぐる各国の取り組みが紹介され、中国側からはデジタルファッションの事例も提示されました。
また、韓国のファッションテック企業による特別セッションも実施され、業界の新潮流を感じる機会となりました。
最後に、日中韓3か国が協力強化の合意文書に署名し、閉会となりました。

