本年は日本紡績協会が幹事を務め、業界関係者や新聞記者など約228名が集まりました。


幹事団体として、日本紡績協会の有地邦彦会長が年頭挨拶を行いました。
有地会長は、2025年を振り返り、大阪・関西万博の大成功や日本初の女性首相として高市早苗氏が就任した画期的な出来事について触れました。
また、米国ではドナルド・トランプ氏が再び大統領に就任し、関税政策が世界的な需給構造やサプライチェーンに影響を及ぼし、繊維業界にも無視できないリスクとチャンスをもたらしていることを指摘しました。
繊維業界が直面する課題として、国際競争の激化、環境規制の強化、消費者価値観の変化、サプライチェーンの再構築などを挙げる一方、新素材やリサイクル技術、デジタル化、地域ブランドの再評価など、新たな成長機会も確実に広がっていると述べました。
特に、環境配慮型繊維やトレーサビリティの取り組みは世界に誇れる分野であり、これらを産業として戦略的に進めることが今年の重要な鍵となると強調しました。
また、「2026年は『丙午(ひのえうま)』の年にあたります。丙は『火の陽』、午は『馬』を表し、情熱的で力強く前へ進む縁起の良い年とされており、馬のように俊敏に、力強く、変化の荒野を駆け抜ける姿勢が求められる一年です。
AIという革新技術を手綱に、伝統の技と融合させながら、私たち繊維産業は未来へと力強く紡いでまいらなければなりません」と述べ、丙午の情熱と行動力を胸に、業界の未来を切り拓いていくことを誓いました。
続いて、前年度幹事団体である日本羊毛産業協会の長井渡会長が乾杯の音頭をとり、出席者全員で新年の繁栄を祈念しました。
会場は和やかな雰囲気に包まれ、業界関係者の交流が深まる有意義な会となりました。
日本紡績協会・有地邦彦会長
日本羊毛産業協会・長井渡会長